アキアカネ

らんまる

2005年09月13日 16:29

目の前の田んぼ道を散歩していると、ずいぶんと赤とんぼが増えてきた。
大きさも赤さ加減もいろいろだ。

なんでも赤とんぼは20種類ほどいるそうで、その中の数種がここら辺に生息しているのだろう。
アキアカネがやはり一番多いようだ。

西洋では、空飛ぶドラゴンとか悪魔の縫い針とか言ってあまりいい印象ではないらしいのだが、日本では、害虫を食べる攻撃的な姿から『勝ち虫』と縁起物とされているとか。
『トンボ』の語源は、「飛ぶ穂」「飛ぶ棒」「飛ぶ物」「田んぼ」などと言われるらしい。

イモリがゆらゆらと泳ぎまわっていたが、こいつに毒があると知ってからは、むやみにさわらなくなった。
毒と言っても、噛み付いたりするのじゃなくて、皮膚に直接触ってそのままにしておくと、若干荒れる程度らしいが・・・

絶滅危惧種もいる。
「ホトケドジョウ」はけっこういるのだが、昨年に比べて数が減ったように思う。
水質は良くなっているはずなんだけどなあ・・・

おととし、小学校の子供たちが、川の水質調査をし、改善策として「炭」を使った。
地元の炭焼愛好会の協力で、小川に2mほど、布団かご(土木で使うやつ)を設置し、土嚢に入れた
炭を500mほどの区間に2箇所設置したのだ。
結果は・・・目に見えるようなものではなかったらしいが、そう言う授業での教えは大いによろしい。

その炭は、今でも設置したままだが、草や泥がつまり景観上はあまりよろしくないけどね。

その川にぼくは、おそらくもう100匹以上アブラハヤを移流している。
下流域の土木工事で、それ以上登れなくなったハヤを釣って放流しているのだ。
でも・・・その度に大型台風で流されてしまう・・・
大きな石がないので、なかなかいずけないのだろう。
その子孫が、中流で確認された。

そこにはいるはずもないので間違いないが、まだまだこれからかなあ・・・。